単純ソート3種について
交換ソートでは比較回数はどの場合も同じだが
- 交換回数は元のデータがソート済みの場合なら最小の0回
- 逆順だと比較回数と同じ回数となり最大
である。
選択ソートでは,どの場合でも比較回数・交換回数ともに同じ回数であり,実行時間の変化が少ない。
挿入ソートでは,交換ソート・選択ソートより比較回数が少なくなる。交換回数は交換ソートと同じになる。
どのソートもデータ数が増えるごとに爆発的に回数が増えていく。
シェルソートについて
比較回数・交換回数ともに挿入ソートを上回る成績。挿入ソートの改良版というだけのことはある。
クイックソートについて
ソートするごとに速度に差はあるが高速なソートである。
マージソートについて
どんなデータ列でも安定して同じ速度でソートできる。また,クイックソートより誤差程度で遅かった。
ヒープソートについて
ヒープ木を組み直すため,その分交換回数が多くなり,クイックソート,マージソートより遅くなった。